アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
平成30年2月14日
2月14日,安倍晋三内閣総理大臣は,午後10時過ぎから約1時間15分間,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 両首脳は,先般のペンス副大統領の訪日や安倍総理及びペンス副大統領の平昌オリンピック開会式出席等を踏まえ,主に北朝鮮情勢に関し,日米及び日米韓の連携につきあらゆる角度から分析し,今後の対応につき協議を行いました。
2 安倍総理からは,ペンス副大統領の訪日及び平昌においても同副大統領と緊密に連携して,力強いメッセージを出すことができたことは極めて大きな意義があった旨述べました。
3 両首脳は,北朝鮮に対して最大限の圧力をかけ続けること,また,北朝鮮との間で完全で検証可能かつ不可逆的な非核化を前提としない限り,意味のある対話を行うことはできないことを確認しました。また,経済関係についても意見交換を行い,麻生副総理・ペンス副大統領の間で生産的な対話が行われていること,トランプ政権発足以降,この1年間で日本企業が25,000人の新規雇用をもたらす投資を発表していること,さらに,トランプ政権の税制改革の結果,日本企業による更なる投資の増加が期待されるとの認識が共有されました。