イラン・イスラム共和国

平成28年12月8日

 本8日午前10時35分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ・イラン・イスラム共和国外務大臣(H.E. Dr. Mohammad Javad Zarif, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理大臣より,ローハニ大統領とザリーフ外務大臣の国際協調路線を歓迎する,我が国は核合意を高く評価しており,イランによる核合意の着実な履行を強く期待している,国際社会に復帰したイランと伝統的友好関係を基に更に関係を発展させたいと述べました。

2 ザリーフ外務大臣からは,イランは核合意を着実に履行している,両国関係の発展はイラン国民に核合意履行の利益を実感させることにつながると応じました。

3 また,安倍総理大臣より, 本年9月の北朝鮮の核実験は,国際社会にとって新たな段階の脅威であると述べ,北朝鮮との軍事協力の断絶を求めるとともに,中東地域における建設的役割を求めました。これに対してザリーフ外務大臣から,イランはあらゆる地域の非核化を支持している,イランとしても中東地域の安定のために日本と協力したいと述べました。


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