アラブ首長国連邦

平成29年12月10日
日・アラブ首長国連邦(UAE)外相会談1
日・アラブ首長国連邦(UAE)外相会談2
日・アラブ首長国連邦(UAE)外相会談3

 本10日(日曜日),午後6時(現地時間)から約1時間,アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の河野太郎外務大臣は,アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE外務・国際協力大臣(H.H. Sheikh Abdullah bin Zayed Al Nahyan, Minister of Foreign Affairs & International Cooperation of the United Arab Emirates)との間で外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,会談にはスルタン・ジャーベル国務大臣兼アブダビ国営石油会社(ADNOC)CEOが同席しました。

  • 写真:河野外務大臣とアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE外務・国際協力大臣との会談で発言する大臣
  • 写真:河野外務大臣は,アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE外務・国際協力大臣との会談の様子

1 冒頭,アブダッラー大臣から,河野大臣のUAE訪問を心から歓迎する,様々な分野で連携を強化していきたいとの発言がありました。これに対し,河野大臣から,本年9月の国連総会以来の再会を嬉しく思う,両国の間で二国間関係を強化するとともに,地域・国際場裏でも緊密な協力を実現させたい旨述べました。

2 また,河野大臣から,2018年に期限を迎える我が国企業の有する海上油田権益の延長について,支援を要請しました。これに対し,アブダッラー大臣から,日本との長年にわたるパートナーシップを重視している旨述べました。

3 アブダッラー大臣から,教育分野における協力強化につき要請があり,河野大臣は同分野における協力を双方向で強化する必要性につき同意しました。

4 また,両大臣は,北朝鮮情勢,中国を含むアジア情勢およびエルサレム問題,カタール問題を含む中東地域情勢につきに意見交換を行いました。

5 さらに,河野大臣から,自由で開かれたインド太平洋の重要性について説明し,先方から賛意が示されました。


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