アラブ首長国連邦

平成29年12月10日
(画像1)ア首連皇太子1 (写真提供:アラブ首長国連邦政府)
(画像2)ア首連皇太子2 (写真提供:アラブ首長国連邦政府)

 本10日(日曜日),午後1時(現地時間)から約40分間,アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の河野太郎外務大臣は,ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子兼連邦軍副最高司令官(H.H. Sheikh Mohamed bin Zayed Al Nahyan, Crown Prince of Abu Dhabi and Deputy Supreme Commander of the UAE Armed Forces)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,ムハンマド・アブダビ皇太子から,日本は大切な友人であり,河野大臣のアブダビ訪問を機会に強固な二国間関係を幅広い分野で一層強化したいとの発言がありました。これに対し,河野大臣から,近年,両国間では政治,経済,安全保障,文化,教育といった重層的な分野で関係が深化しているのは喜ばしい,両国の関係を拡充させるべく最大限尽力していきたい旨述べました。

2 また,河野大臣から,2018年に期限を迎える我が国企業の有する海上油田権益の延長について,支援を要請しました。これに対し,ムハンマド皇太子から,日本とのパートナーシップは重要である旨述べました。

3 また,両者は,北朝鮮情勢に関し意見交換を行い,河野大臣から,国際社会が一致して北朝鮮に対し最大限の圧力をかける必要性があることを述べたところ, ムハンマド皇太子は日本の立場に対する理解と支持を表明しました。

4 また,両者は,エルサレム問題,カタール問題を含む中東情勢について意見交換を行いました。


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