ヨルダン・ハシェミット王国

日・ヨルダン首脳会談

平成28年10月27日

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1 日・ヨルダン首脳会談

 本27日午後6時55分から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は迎賓館において,公式実務訪問賓客として訪日中のアブドッラー2世・ヨルダン国王陛下(His Majesty King Abdullah II Ibn Al Hussein, King of the Hashemite Kingdom of Jordan)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。会談には,野上浩太郎内閣官房副長官他が同席しました。

(1)冒頭

 安倍総理大臣から,ヨルダン建国70周年の記念すべき年にアブドッラー2世国王を日本にお迎えし大変喜ばしい,ヨルダンは混迷を増す中東地域における安定の要であり,日本としてもヨルダンをしっかりと支えていく旨述べました。これに対し,アブドッラー2世国王からは,ヨルダン国民を代表して三笠宮殿下の薨去にあたり,日本の皇室・国民の皆様にお悔やみ申し上げる,素晴らしい関係を62年間築いてきた日本を訪問することができ大変喜ばしい,今回の訪日で二国間関係を更に高め,安倍総理大臣との個人的な関係を強めたいと述べました。

(2)二国間関係

(ア)安倍総理大臣から,「防衛協力及び交流に関する覚書」の署名により両国間の防衛分野の協力進展を期待する,また,治安対策に関する総額10億円の無償資金協力の実施に言及しつつ,今後ともテロ・治安対策の分野でも協力していきたい旨述べました。
 これに対し,アブドッラー2世国王から,日本からヨルダンへの変わらぬ支援と協力に常に深く感謝する旨述べました。

(イ)また,アブドッラー2世国王から,難民の流入等ヨルダンの大きな経済的・社会的負担についての言及とともに,日本の国際社会における様々な取組を支持する旨の発言がありました。
 これに対し,安倍総理大臣から,シリア難民を寛大に受け入れ,テロや過激主義対策に全力で取り組み,中東地域の安定の要となっているヨルダンをしっかりと支えていく旨述べました。この文脈で,新たに開発政策借款として300億円程度の円借款を供与する旨表明しました。

2 署名式・共同記者発表

(1)署名式

 首脳会談後,両首脳立ち会いの下,「日本国防衛省とヨルダン・ハシェミット王国国防省との間の防衛協力及び交流に関する覚書」及び「無償資金協力(経済社会開発計画)に関する交換公文」の署名・交換が行われました。

(2)共同記者発表

 署名式後,両首脳は,共同記者発表を行いました。

3 夕食会

 両首脳は,シリア情勢,暴力的過激主義対策,中東和平等の地域情勢について,幅広く意見交換を行い,地域及び国際社会の平和と安定に向け,両国がさらに協力を進めていくことで一致しました。


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