ヨルダン

平成28年4月2日
写真提供:内閣広報室
写真提供:内閣広報室
1日午後0時6分(現地時間)から約30分間、核セキュリティ・サミット出席のため訪米中の安倍晋三内閣総理大臣は、アブドッラー2世・ヨルダン・ハシェミット王国国王と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 二国間関係

(1)全般 

冒頭、アブドッラー国王から、再会を歓迎するとともに、日本からの素晴らしい支援への感謝や両国間の様々な生産的な協議について言及がありました。これに対し、安倍総理大臣から、シリア危機、難民、ISILなど困難な状況の中で中東地域の安定を支えるヨルダンの努力を常に支持している旨伝達しました。その上で、両首脳は、両国間で幅広い分野において一層協力を進めていくことで一致しました。 

(2)経済協力 

安倍総理大臣から、地域安定の要であるヨルダンを支えるため、本年2月には、難民支援のためのヨルダン向け約6500万ドルを含む約3.5億ドルの支援、3月には廃棄物処理及び水分野で日本製品を供与すべく約1700万ドルの無償資金協力を決定した旨伝達しました。 
これに対し、アブドッラー国王からは、言及のあった水分野の支援を含め日本からの変わらぬ支援に繰り返し謝意が表されました。 

2 地域情勢

両首脳は、シリアや中東和平を含む現下の中東・北アフリカ情勢について意見交換を行い、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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