ヨルダン

平成27年9月30日
アブドッラー2世・ヨルダン国王と握手する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
ヨルダンとの昼食会
(写真提供:内閣広報室)
9月29日12時10分(米国時間。日本時間30日1時10分)から約60分間,国連総会出席のため訪米中の安倍晋三内閣総理大臣は,アブドッラー2世・ヨルダン・ハシェミット王国国王とワーキング・ランチを行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

(1)安倍総理大臣より,過激主義対策やシリア難民の受入れ等,ヨルダンが地域の平和と安定のために果たす役割を高く評価している旨伝達しました。さらに,活力に満ち安定した中東を取り戻すため,ヨルダンをはじめとする穏健イスラム諸国を,日本は今後もしっかり支援し,「中庸が最善」の考えを実践していくと述べました。

(2)アブドッラー国王からは,日本のヨルダン支援や中東地域に対する支援に感謝する,日本の支援を得て中東地域の安定化のために様々な努力を行っていきたい旨発言がありました。

2 二国間関係

(1)安倍総理大臣より,日ヨルダン関係は揺るぎなく,ヨルダンの安定と発展のために助力を惜しまない旨,また,二国間関係のさらなる発展のため協力していきたい旨述べました。

(2)これに対して,アブドッラー国王より,日本との協力に弾みをつけていきたい旨発言がありました。

3 地域情勢

 両首脳は,シリア,イラク,イラン,イエメン,中東和平など現下の中東情勢について意見交換を行いました。


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