トルコ共和国
(Republic of Türkiye)
トルコにある学校を見てみよう!
トルコの教育制度はどうなっているんだろう?
トルコの義務教育は、小学校にあたる4年間と、中学校にあたる4年間、そして高校にあたる4年間の、計12年間です。

今回紹介する「テッド・カレッジ・スクール」は、首都アンカラ中心部から少しはなれたところにある、私立の学校です。小学校、中学校、高校の一貫教育を行う、とても大きな学校で、トルコ共和国ができてまもない1927年に建てられた、歴史ある学校です。
テッド・カレッジ・スクール
この学校の目標は、児童・生徒が「自分で考え行動し、責任感を持ち、ルールを守る」人間に育つことです。特に日本とフィンランドの教育を参考にしているそうです。中学校には、約2,000人の生徒と、約200人の先生がいます。一クラスの人数は20人ほどなので、先生たちは生徒一人ひとりをしっかり見てくれます。


学校は朝9時から夕方の4時15分までです。お昼休みは、12時10分から12時50分までの40分間です。食堂で食事をとったり、売店でパンを買ったり、家から持ってきたお弁当を食べたりして過ごします。普段の授業は月曜日から金曜日までですが、希望する人は土曜日にも授業を受けて、苦手な科目を勉強できます。国語であるトルコ語、数学、理科のほかに、トルコの歴史や外国の文化を学ぶ授業もあります。

生徒たちはここでお昼休みにサンドイッチなどを買います。
この学校では、全校の児童・生徒がタブレットを用いて宿題をこなすなど、新しい技術が積極的に取り入れられています。また、いま世界中で急速に普及している生成AIについても早くから学び、最新の技術を正しく使う力を身につけています。このような学習を通して、児童・生徒たちが将来社会のリーダーとして活躍することを目指しています。

また、外国語の勉強にも力を入れています。英語はもちろんのこと、フランス語、ドイツ語、スペイン語の授業を選ぶこともできます。毎年秋には「文化・芸術ウィーク」があり、外国語のスピーチコンテストが開かれます。生徒たちはこのスピーチコンテストを通して、練習の成果を発表します。
トルコの学校生活
部活動もさかんです。サッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、卓球、水泳など、いろいろな運動部があります。また、オーケストラ部の活動が盛んで、国際コンクールに何度も出場したことがあります。

オーケストラ部の活動が盛んです。
みんなが安心して学校生活を送れるように、いじめや、ゲーム・インターネットの使いすぎなどの問題をふせぐための勉強会も定期的に開かれています。また、校舎の各階に心理カウンセラーの先生がいて、悩み事がある児童・生徒はいつでも相談することができます。歴史と伝統のある同校ならではの特徴としてあげられるのが、卒業生たちのつながりの強さです。特に運動部の卒業生たちは、卒業生クラブチームを作り、今でもみんなでスポーツを楽しんでいます。週末には、卒業生クラブチームにも学校の施設が解放されています。

日曜日には卒業生にも開放されています。
学校の様子を見てみよう!