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世界の学校

アンゴラ共和国きょうわこく
(Republic of Angola)

アンゴラにある学校を見てみよう!

アンゴラってどんなところ?

(地図)

 南西アフリカに位置いちするアンゴラは、日本の国土のやく3.3倍もの広い国土を持っています。石油やダイヤモンドなどの資源しげんめぐまれており、国民こくみんの多くがキリスト教を信仰しんこうしています。

アンゴラの教育制度せいどはどうなっているんだろう?

 アンゴラの教育制度せいどは、幼稚ようち部(5さい)、小学校6年間、中等教育(前期3年、後期3年)、高等教育に分かれており、日本と同じく小・中学校の9年間が義務ぎむ教育です。かく学年の終わりに試験しけんがあり、合格ごうかくしないと進級や卒業そつぎょうができない留年りゅうねん制度せいどもあります。

イエスキリストなどのイラストが描かれた教室の壁
幼児ようじクラスの教室の様子
話すラビットラビット

学校の様子を見てみよう!

学校のアイコン

エスティバオン・サンドール校

 首都ルアンダ州ムレンボス市郊外こうがいにあるエスティバオン・サンドール校は小学校と中学校が一体となった男女共学きょうがくの学校です。児童じどう生徒せいと数は小・中学校合わせて653名です。キリスト教系きょうけい団体だんたい運営うんえいする私立しりつですが、州から先生が派遣はけんされ、学費がくひもひかえめなため、経済的けいざいてきに苦しい家庭のこどもも多く通っています。学校不足ぶそく深刻しんこくだったムレンボス市に、日本の支援しえんてられたこの小学校にはあらたに181名の地域ちいきのこどもたちが入学し、学校で勉強ができるようになりました。この日本による支援しえんは、日本が大切にしている「人間の安全保障ほしょう」―だれもが安心して学び、くらせるようにすること―につながっています。こうした取組や協力きょうりょくを通して、日本とアンゴラがおたがいを知る機会きかいえ、よりなかよくなることが期待されています。ここでは宗教しゅうきょう経済的けいざいてきなちがいにかかわらず、地域ちいきに住むこどもたちを受け入れています。

黄色い外観の校舎
小学校校舎こうしゃの様子

 1クラスには35人~60人の児童じどう生徒せいとがいます。授業じゅぎょうは月曜日から金曜日までで、朝は7時半から始まります。学年によって午前と午後に分かれて勉強します。授業じゅぎょうは公用語のポルトガル語で行われ、小学3年生からは道徳どうとく宗教しゅうきょう授業じゅぎょうも始まります。教室のほかに校庭や売店などの設備せつびがあり、休み時間にはこどもたちがお菓子かしやフルーツを買ってともだちと食べています。給食きゅうしょくはなく、おひるはん授業じゅぎょう後に家で食べます。

授業風景
公用語であるポルトガル語の授業じゅぎょう
行っています。

 制服せいふくは学校のロゴが入ったポロシャツで、下は自由です。金曜日には、アフリカのぬのを使った色とりどりの服を着ることになっており、自分たちの文化を大切にしています。かみめたり、乱暴らんぼうしたりすることは校則こうそく禁止きんしされ、休み時間だけ携帯けいたい電話が使えるなど、身だしなみやマナーも重視じゅうしされています。

 この学校のモットーは「人を大切にする」ことです。挨拶あいさつや身だしなみを整えること、ともだちと仲良なかよごすこと、会話をすることを大切にしています。今回お話しした小学校1~5年生の児童じどうたちは、先生やともだちと一緒いっしょごせることがうれしくて学校に来るのが楽しみだと話していました。休み時間には、「ゼロ」という足で行うじゃんけんのような遊びや、「ワヤ」というドッジボールとかんけりが合わさったような遊びが人気で、校庭はいつもにぎやかです。

笑顔で写真に映る生徒と先生
元気いっぱいな小学3年生のクラスです。

 放課ほうか後は宿題をしたあと、兄弟や近所のともだちと遊んでごします。小さいころから服を手であらったり、ゆか掃除そうじしたりすることを学んでおり、休日にはおかあさん・おとうさんのお手伝てつだいをしています。休み時間には校庭でともだちとサッカーをすることが大好だいすきです。

手を繋いで帰ろうとする生徒たち
授業じゅぎょう終わりは兄弟と一緒いっしょに歩いて帰宅きたくします。
広い校庭で遊ぶ生徒たち
休み時間に校庭でサッカーをしています。
校庭にある日陰になる大きな木
休憩きゅうけい時間はすずしい木陰こかげでリフレッシュします。

 みんなの将来しょうらいゆめは、警察官けいさつかん、歯医者、先生など様々で、中には「お金持ちになって、大好だいすきな歌手アニータ(ブラジルの有名な歌手)に会いに行きたい。」と話す子もいます。日本については、アニメやサッカー選手せんしゅ、遠くにある発展はってんした国というイメージを持っている子が多いようです。

 先生たちは「学校の外で悲しいことが起こっても、学校では楽しく勉強し、ともだちとわらえる場所であってしい。」とねがい、日々、児童じどう生徒せいとたちの成長せいちょうささえようとがんばっています。

木々が多い校庭で各々過ごす生徒たち
いこいの場で楽しくごす児童じどうたち
教室から出てくる生徒と先生
校長先生とお話をしています。