安倍総理大臣

平成25年8月30日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
 本30日午後6時00分から約50分間,安倍晋三内閣総理大臣は,北朝鮮における人権に関する国連調査委員会による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1.冒頭,安倍総理から,人権・人道分野の経験豊富な専門家から成る同調査委員会の来日を歓迎する,同調査委員会が拉致問題を始めとする北朝鮮の人権状況について,今次来日で精力的に活動されていることを評価する旨述べました。これに対し,カービー委員長より,来日前及び来日中の日本政府,国民の協力に感謝する,拉致問題は深刻な問題である,安倍総理の本問題解決に向けた決意に敬意を表する,調査委員会として,この問題の解決を含めた北朝鮮の人権状況の改善に向け全力を尽くしていきたい旨述べました。

2.さらに,安倍総理から,北朝鮮による拉致問題の背景,拉致問題に関する我が国の立場について説明し,総理が自らの政権のうちに完全解決する決意であることを改めて表明しました。これに対し,カービー委員長より,拉致問題に対する安倍総理の取組を改めて高く評価する,拉致問題を始めとする北朝鮮による深刻な人権侵害につき,国連人権理事会に提出すべくこれから報告書をまとめるので,これが建設的なものとなるよう日本政府の協力を引き続きお願いしたい旨述べました。


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