国連外交

平成30年10月10日

 本10日午前11時15分から約15分間,菅義偉内閣官房長官は,ヘンリエッタ・フォア国連児童基金(UNICEF)事務局長(Ms. Henrietta H. Fore, Executive Director, United Nations Children's Fund (UNICEF))の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,就任後初となる今次訪問を歓迎しました。その上で,菅官房長官から,UNICEFは,日本の外交・援助政策上の重要なパートナーであり,世界各地で多くの子どもたちが一層苛酷な状況に置かれる中,UNICEFの活動は一層重要である,今後も関係を強化していきたい旨述べました。
  2. また,菅官房長官から,持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関し,日本としても人道・開発支援を通じて世界レベルでのSDGs達成に引き続き貢献していく,来年のG20・TICADに向け,保健,教育の分野においてUNICEFとしっかり連携していきたい旨述べました。
  3. これに対し,フォア事務局長から,これまでの日本のUNICEFに対する支援に対する謝意を述べた上で,UNICEFが推進する若者支援イニシアティブ(Generation Unlimited)について協力を求めつつ,来年日本政府が主催する主要な国際会議の成功に向け,連携・協力していくことで一致しました。

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