国際保健

令和7年12月5日
握手をする国光外務副大臣とサンズ・グローバルファンド事務局長
意見交換をする国光外務副大臣とサンズ・グローバルファンド事務局長

 12月5日、午後3時00分から約20分間、国光あやの外務副大臣は、ピーター・サンズ世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)事務局長(Mr. Peter Sands, Executive Director, the Global Fund)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、国光外務副大臣から、今次東京で開催されるUHCハイレベルフォーラムの機会の訪日を歓迎する旨述べた上で、三大感染症対策や保健システム強化についてグローバルファンドが果たしてきた役割を評価しており、国際保健は日本の健康医療安全保障にとっても重要であることから、我が国はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を含む「人間の安全保障」の実現を基本方針としている旨述べました。
  2. これに対して、サンズ事務局長から、グローバルファンドに対する日本のこれまでの貢献への謝意が示されるとともに、今後の同ファンドの活動計画に関する説明がありました。
  3. 両者は、グローバルヘルスを取り巻く昨今の国際情勢を踏まえ、三大感染症対策や強靱かつ持続的な保健システム強化の確立等は引き続き課題であり、UHCの達成に向けてともに連携していくことで一致しました。

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