※NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations)
全国に配置されている17のNGO相談員受託団体が名古屋市に集まり,本年度第2回目のNGO相談員連絡会議が開催されました。本会議では,中部地方の3団体,特定非営利活動法人 アジア日本相互交流センター,名古屋NGOセンター並びにソムニードがホスト役となって会議を運営しました。
開催日:平成23年12月1日(木曜日)及び2日(金曜日)
場所:JICA中部
東日本大震災に対する支援や活動が,直接・間接的に国際協力NGOに与えている影響について,NGO相談員から報告が行われました。世界中から寄付が集まり,本来国際協力を行ってきたNGOも震災支援を積極的に行っている実情が浮かび上がりました。また,かねてからの課題であるJICAとNGO相談員の連携の可能性について,第1回NGO相談員連絡会議に引き続き活発な議論が行われ,中部地方での連携実績の事例が紹介されると同時に,今後の可能性として,国際協力推進員やインターン等との連携を実施するなど,より具体的な方策がJICA中部から提案されました。
また,地方のNGO相談員より,一般市民のODAに対する知名度の低さや理解不足が指摘されましたが,NGO相談員が,ODAを活用し事業を行うことで,よりODAを身近に感じてもらえるとの意見も出されました。
※NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations)
7月4日及び5日,全国17のNGO相談員受託団体が東京に集まり,本年度第1回目のNGO相談員連絡会議が開催されました。
7月4日は外務省において,本年度NGO相談員の活動方針の共有と,外務省によるODA政策に関するセミナーが行われました。
昨年度に引き続き,JICAとNGO相談員およびNGO相談員間の連携を促進して活動していくこと,また,市民におけるODAに関する理解促進にも力を入れていくことが確認されました。
7月5日は,会場をJICA東京(東京都渋谷区)とし,JICAとNGO相談員における連携可能性について話し合いが行われました。グループディスカッションでは,NGO相談員が地域別に分かれ,それぞれの地域の課題とその対応方法について意見交換を行いました。
NGO相談員3団体による東日本大震災に関する活動報告も実施され,震災復興支援としてNGO相談員として行動すべきことについてディスカッションが行われました。
また,外部講師を招き,最近の社会貢献業界に関する講演会も行われました。