ODAとは? 国際協力とNGO(非政府組織)

企画・計画

※NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations


□目的、対象者、テーマが合っている 想定できる研修参加者は、校長、主任、一般教員、地域住民、生徒、教員養成学校の学生など。誰を対象とすることで目的にかなうのか、吟味する。従来、対象とされにくかった住民の参加を促すなら、保護者の関心の高いテーマを設定することで、活発な発言が期待できる。
□共感を得られる講師を選ぶ 現場経験を持つ現職(または元)教員は、意識や経験の共有ができ、共感を得やすい。
□埋もれていた人材に光を当てる 講師は、その地域や、その国の人材を活かす。大学教員や行政官なども考えられるが、優れていながらも、埋もれていた人材に光を当てるのは、外部者であるNGOの重要な仕事。
□講師へのトレーニング 研修が一方的な講義とならず、参加者が研修に活発に参加できるように配慮する。これを促すことのできる講師が求められる。そのため、トレーニングを実施する。
□リアリティがある研修内容 現場の教員にとって、どれだけリアリティがある研修内容か、十分に練る。余計な仕事であるとか、新たな負担と感じては、効果は薄い。
自らの問題に、自らが取り組み、自ら解決につなげる内容とする。
□対象地域・校の選定への配慮 対象地域・校を選定する際は、より状況の厳しい学校など、公平性と実施効果を考慮する。遠隔地など配慮する必要があるが、中心地だからといって、恵まれているとは限らない。また、事業を円滑に実施するために、あえてモデル校や中心地の学校から始める方が良い場合もある。
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