ODAとは? ODA評価

第3回ODA評価東京ワークショップ最終報告書

5. クロージング・セッション


閉会演説

議長サマリーの採択

 廣野議長より、今回の議論を踏まえ、また、関係者の助力を得て、ワークショップの目標と成果をまとめた議長サマリーを作成したとの発表があった。この議長サマリーは、参加者の前で議長により読み上げられ、参加者の拍手によって承認された。

閉会の辞

広瀬哲樹
外務省経済協力局審議官

 広瀬審議官は、議長サマリーの採択をもって二日間のワークショップが成功裏に幕を閉じようとしていることに対し、アジアのパートナー諸国及び二国間及び国際機関の代表に心からの感謝の念を表明した。また、今回のワークショップの議長を務めた廣野教授及び分科会の共同議長の尽力を称賛した。

 広瀬審議官は最後に、管理システム強化のためにはドナーとパートナーの協力が重要である点を改めて強調し、2003年に見直された日本のODA大綱は、援助の有効性を向上させるためのツールとして評価をより重視していると指摘した。また、効果的なODA管理システムの構築に向け、日本は引き続きパートナー諸国と協力していくこと、さらに、アジア諸国、二国間及び国際機関が今回のワークショップの成果を共有し、援助の有効性が更に向上することを願うと述べた。
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