人の交流
文化交流は、人の交流に始まり人の交流に終わる、とも言われます。外務省では、各国・地域政府関係者、有識者、文化人等との交流、留学生交流や青年交流、スポーツ交流などの分野において、以下に紹介するようなさまざまな取組を行っており、国境や文化の垣根を越えた人と人との触れ合いを促進しています。
各種招待プログラム
国家元首や各国首脳等を対象とした国公賓等招へいに加え、外務省は、対日理解や友好関係の増進、人脈構築を目的とした閣僚級招へい、戦略的実務者招へい、外国報道関係者招へいなどのプログラムを通じ、国際世論への影響力が強い人々や、将来各界で指導的立場に就くことが有力視されている人々などを日本に招待しています。
留学生交流
留学生交流は、日本と諸外国との友好親善や対日理解の促進、日本の高等教育機関の国際化、地域・企業の活性化、及び開発途上国の将来を背負う人材の育成といった重要な側面をもっています。このような観点から、外務省では、諸外国との留学生交流を促進しています。
青年交流

諸外国の若い世代の人々が、日本の青年と活発な意見交換を行ったり、実際に等身大の日本を体験したりすることは、世界の明日を担う青年に日本をより身近に感じてもらうために大切です。このため、外務省では、例えば、日本の地方公共団体が国際交流の実施及び語学教育向上のため外国青年を特別職の地方公務員として任用して実施するJETプログラムに協力し、在外公館によるJET参加者の募集・広報、選考などの業務及び元JET参加者の会(JETAA)支援などの帰国後の参加者のフォローアップ等、青年同士の交流を支援する取り組みを行っています。
スポーツ交流

スポーツは国境・言語・民族の違いを超えた国際交流及び相互理解の促進に重要な役割を果たします。外務省は、柔道・剣道・空手など、日本の伝統スポーツをはじめとするスポーツ分野での国際交流を通じた対日理解促進や親日家育成を図っています。また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会などの大規模国際スポーツ大会を契機とした国際交流の増進及び大規模国際スポーツ大会の日本招致活動の支援等を行っています。