人の交流
戦略的実務者招へい
令和2年12月18日
1 戦略的実務者招へいの概要
(1)事業目的
戦略的実務者招へいとは,各界において一定の指導的立場に就いている者又は将来活躍が期待される実務者のための訪日招へい制度であり,年度毎の重要な外交政策を踏まえた招へいを行い,我が国関係者と人脈を構築し,我が国外交政策推進の円滑化に資するとともに,中期的な親日家・知日家層の底上げを図ること目的としている。
(2)事業内容
被招へい者が我が国の政策,文化・社会等様々な分野についての理解を深め,また,我が国の外交政策担当者が人脈を築くため,我が国の政府関係者,有識者等との懇談や日本文化体験,地方視察等を実施している。被招へい者の平均訪日期間は6泊7日。
2 平成28年度~令和元年の事業執行実績及びフォローアップ
平成28年~令和元年度の4年間において、世界各国から合計585人を日本に招へいした。在外公館を通じ、令和2年度に実施したフォローアップ調査では、平成28年度~令和2年度の被招へい者について、次の5つの観点から効果があったか分析を行い、招へいによる具体的効果が確認された者の割合は年度毎に以下のとおりであった。
(1)年度毎の「効果が確認された者」の割合
- 平成28年度 93.2%
- 平成29年度 95.5%
- 平成30年度 93.3%
- 令和元年度 92.5%
(2)効果把握の観点
- 我が国の外交政策実現のための協力の有無
- 我が国の外交政策実現のための有用な情報提供の有無
- 広報への協力の有無
- 我が国の海外での経済活動の支援の有無
- 人的交流促進,人脈構築への貢献の有無
- その他在外公館の業務遂行への具体的な支援・協力の有無