国連外交
河野外務大臣とグテーレス国連事務総長との会談
平成29年12月15日


現地時間15日16時(日本時間16日6時)から約35分間,河野太郎外務大臣は,アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E.Mr. António Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
1 両者は,北朝鮮の問題に関し,同日に開催された安保理閣僚級会合において,核武装した北朝鮮は決して受け入れられない,全ての加盟国による安保理決議の完全履行が重要といった圧力強化に資するような力強いメッセージを打ち出すことができたことを確認しました。
また,北朝鮮問題に関し,朝鮮半島の非核化が地域の平和と安定のために不可欠であることで完全に一致しました。
2 また,国連改革についても意見交換を行いました。河野大臣から,グテーレス事務総長の改革の取組の重要な一部となるべきであり,今会期の政府間交渉においてテキスト・ベースの交渉を早急に開始すべきであるとの考えを伝えました。