国連外交

平成29年9月21日
写真1:握手する安倍総理とライチャーク国連総会議長 ライチャーク国連総会議長と会談を行う安倍総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
写真2:ライチャーク国連総会議長と会談を行う安倍総理大臣 ライチャーク国連総会議長と会談を行う安倍総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 本21日午前10時(現地時間。日本時間21日23時)から約15分間,第72回国連総会出席のためニューヨークを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ミロスラフ・ライチャーク第72回国連総会議長(スロバキア共和国外務・欧州問題大臣)(H.E. Dr. Miroslav LAJČÁK, President of the 72nd session of the United Nations General Assembly (Minister of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,北朝鮮の弾道ミサイル別ウィンドウで開く2度にわたり我が国上空を通過別ウィンドウで開く,また,北朝鮮は6回もの核実験を強行別ウィンドウで開くしている,これは安保理決議(PDF)別ウィンドウで開くの明白な違反であり,不拡散体制への深刻な打撃である旨述べました。また,関連安保理決議の完全な履行に向け,加盟国の協力を働きかけたく,ライチャーク総会議長とともに協力していきたい旨伝えました。さらに,拉致問題の解決に向け,理解と支援を求めました。

2 安倍総理から,安保理改革に関し,今会期の政府間交渉でテキスト・ベース交渉が開始されることを強く希望しており,ライチャーク総会議長のリーダーシップに期待している旨伝えました。

3 双方は,上記の課題や,持続可能な開発も含めた国際社会が直面する多くの課題に対して協力していくことで一致し,また,日本とスロバキア間の経済関係の強化についても一致しました。


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