英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英首脳会談
平成28年5月25日
キャメロン英首相と握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
日英首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
5月25日20時30分から約35分間,三重県志摩市(賢島)において,安倍総理は,G7伊勢志摩サミット出席のため訪日中のキャメロン英国首相(The Rt Hon David Cameron, MP, Prime Minister of UK)との間で日英首脳会談を行いました。概要は以下のとおりです。
1 冒頭(日英二国間関係,G7伊勢志摩サミット)
安倍総理から,訪日に対する歓迎の意及び先般の英国訪問時のおもてなしに対する謝意を述べるとともに,緊密に連携してG7伊勢志摩サミットを成功に導きたい旨述べました。
これに対し,キャメロン首相からは,訪日して素晴らしい伊勢志摩の地に来ることができて嬉しい旨述べつつ,安倍総理の英国訪問は二国間関係を前進させる上で大きな成功を収めた,伊勢志摩サミットの準備状況も素晴らしく,サミット開催前夜にこうして議論できることは喜ばしい旨の発言がありました。
両首脳は,政治・安全保障,貿易・投資,原子力を含む経済等,幅広い分野で日英二国間関係を強化していくことを確認するとともに,明日からのサミットに先立ち,最大のテーマである世界経済や腐敗対策等について突っ込んだ意見交換を行いました。
2 日EU・EPA
両首脳は,26日に日EU・EPAに関するサイドイベントを開催予定であることに触れつつ,G7の首脳が,日EU経済連携協定(EPA),環太平洋パートナーシップ協定(TPP),環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)等のメガFTAの推進について力強く前向きなメッセージを出すことは,世界経済の成長にとって重要であること,日EU・EPAの早期実現に向けて交渉を一層推進するために緊密に協力していくことを確認しました。
3 その他
両首脳は,ロシア/ウクライナ,シリア等の地域情勢について意見交換を行いました。