経済協力開発機構(OECD)
河野外務大臣とグリアOECD事務総長の会談
令和元年5月22日
本22日,午後6時00分(現地時間:日本時間23日午前1時00分)頃から約40分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のパリにおいて,アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Angel Gurria, Secretary General, OECD)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- グリア事務総長から,河野外務大臣のOECD閣僚理事会(MCM)への出席を歓迎し,「OECD事務総長の戦略的方向性」に関するセッションでの河野大臣の発言に対する謝意を述べ、さらに6月のG20大阪サミットの成功に向けてOECDとしても協力したい旨述べました。
- 今回のMCMのテーマであるデジタル経済について、グリア事務総長から、本日採択された「人工知能(AI)に関するOECD理事会勧告」を含むOECDの活動について説明しました。河野大臣から,信頼性に基づく自由なデータ流通(DFFT)の考え方をG20大阪サミットで各国と共有したい、デジタル経済に関するOECDの貢献に期待すると述べました。
- また,両者は,現下の貿易を巡る情勢について意見交換を行い,自由で開かれた貿易の重要性を改めて確認し、OECDの分析が果し得る役割について意見交換しました。
- さらに,両者は,OECDの加盟拡大,OECDと東南アジア諸国との協力関係の強化等について意見交換を行いました。