世界貿易機関(WTO)
アゼベド世界貿易機関事務局長による安倍総理大臣表敬
平成29年5月22日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本22日午後2時05分から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,総理大臣官邸において,我が国を訪問中のロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長(Mr. Roberto Azevêdo, Director-General, WTO)の表敬訪問を受けたところ,概要は以下のとおりです(先方:エギョン・ジョンWTO事務局参事官(Ms. Aegyoung Jung, Advisor,Office of the Director-General, WTO),日本側:萩生田光一内閣官房副長官他同席)。また本日,日本国とWTOによる共同声明「自由貿易の推進のための3つの礎」(ポイント(PDF)/日本語(PDF)
/英語(PDF)
)を発出しました。
1 冒頭,安倍総理大臣から,訪日を歓迎するとともに,保護主義の台頭が見られる中,我が国は本日発出する共同声明を踏まえ,自由貿易の旗手としてその推進に注力していく決意である旨述べました。
これに対してアゼベド事務局長から,日本のリーダーシップ及び支援に謝意を表すると共に,12月に開催される第11回WTO閣僚会議(MC11)までは時間が限られており,WTOとして日本と一層協力して取組んでいきたい旨表明しました。
2 安倍総理大臣から,自由で公正なルールに基づく貿易,包摂的な成長の実現及び協定の執行面をはじめとして多角的貿易体制の更なる強化が必要であり,WTOが更に大きな役割を果たすことへの期待を表明しました。
これに対してアゼベド事務局長から,WTOとして引き続き日本と協調していきたい旨述べました。