食料安全保障

平成30年8月9日
萩原FAO課長
ボリコFAO駐日事務所長
FAOセミナー
  1.  8月9日(木曜日),外務省において,萩原雄行・国連食糧農業機関(FAO)投資センター アジア・太平洋地域サービス課長を迎え,FAOで活躍する日本人職員と語るキャリア・セミナーを開催しました。このセミナーには,FAOでの勤務に関心を持つ学生,研究者,社会人等約40人が参加しました。
  2.  FAOは,食料・農林水産分野における国連専門機関の筆頭として,持続可能な開発目標(SDGs)の中核をなす世界の飢餓と栄養不良の撲滅に向けて活動しており,そこでは現在約60名の日本人職員が活躍しています。このセミナーは, FAOにおける勤務機会について広く紹介することを目的として,外務省とFAO駐日連絡事務所の共催により実施したものです。
  3.  はじめに萩原氏から,FAOの概要,投資センター アジア・太平洋地域サービス課の仕事と魅力,専門家としてのプロジェクト・デザイン業務,国際機関での勤務において必要とされる能力とスキル等につき紹介があり,自身の経験に基づいた,国際機関でのキャリアを目指す日本人の方々に向けた激励がありました。
  4.  次にチャールズ・ボリコFAO駐日連絡事務所長から,FAOの採用制度と,応募に当たって必要な資格や注意点,インターン・ボランティア・フェロー制度等の様々な勤務機会について説明がありました。続いて,本田誠外務省国際機関人事センター長から,JPO派遣制度の説明を行いました。
  5.  その後,登壇者と参加者の間で,FAOでの勤務に必要とされる専門性や職務経験等について活発な質疑応答が行われました。

 【参考1】FAOインターンシップ・ボランティア・フェロー制度について別ウィンドウで開く

 【参考2】外務省国際機関人事センター別ウィンドウで開く


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