エチオピア連邦民主共和国
河野外務大臣によるアビィ・エチオピア首相への表敬
令和元年5月5日



本5日午前10時(現地時間:日本時間同日午後4時)から約40分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のエチオピアにおいて,アビィ・アハメド・アリ・エチオピア連合民主共和国首相(H.E. Dr. Abiy Ahmed Ali, Prime Minister of the Federal Democratic Republic of Ethiopia)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,アビィ首相から,河野大臣のエチオピア訪問を歓迎するとともに,これまでの日本の対エチオピア支援に謝意が表明されました。これに対し,河野大臣から,昨年7月,エチオピアとエリトリアの20年ぶりの外交関係の再開等,アビィ首相の「アフリカの角」地域の平和と安定に対する貢献や国内での改革の推進を歓迎する旨述べました。
2 また,河野大臣から,安倍総理発アビィ首相宛の,本年8月に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)への招待状を手交しつつ,「アフリカの角」地域の平和への動きを捉えて,TICAD7でも取り上げられる平和と安定の議題の中で本件を扱っていきたいとし,更に南スーダンへの具体的対処につき,突っ込んだ意見交換を行いました。
3 双方は,ビジネスの推進を含め,両国間の関係を一層強化することやTICAD7の成功に向けて協力することを確認しました。また,債務持続可能性の文脈で,円借款と財政管理専門家の派遣等について意見交換が行われました。