外務大臣談話

エチオピアとエリトリアの外交関係再開と「平和及び友好関係に関する共同宣言」の署名について
(外務大臣談話)

平成30年7月11日

英語版 (English)

1 7月8日(現地時間),アビィ・エチオピア連邦民主共和国首相がエリトリアの首都アスマラを訪問し,アビィ首相とイサイアス・エリトリア国大統領が,両国の外交関係を再開し,相互に大使館を設置するとの発表を行うとともに,「平和及び友好関係に関する共同宣言(Joint Declaration of Peace and Friendship)」に署名したことを歓迎します。

2 日本政府は,今回の発表を踏まえ,今後,両国の関係が更に進展し,両国がアフリカの角地域の一層の安定と繁栄に貢献することを期待しています。

[参考]エチオピア・エリトリア外交関係再開までの経緯

(1)2017年4月2日(以下,現地時間),アビィ・エチオピア首相は,人民代表議会での就任演説で,エリトリアとの関係改善に向けた対話路線の外交姿勢を表明。
(2)6月5日,与党人民革命民主戦線(EPRDF)執行委員会は,平和と安定の回復を目的として,アルジェ和平合意及びエリトリア・エチオピア国境委員会の決定を完全に受諾・履行する旨決定。
(3)6月18日の人民代表議会第4回臨時セッションの質疑応答において,アビィ首相は更に,アルジェ和平合意の完全履行について言及。
(4)6月20日,イサイアス・エリトリア大統領は,演説の中で,エチオピアとの関係について,「今後の対応を判断するため,アディスアベバに代表団を送る」旨発言。
(5)6月26日,オスマン・エリトリア外相とイェマネ・エリトリア大統領顧問は2日間にわたりエチオピアのアディスアベバを訪問し,20年ぶりの両国政府間での公式協議を実施。
(6)7月8日,アビィ・エチオピア首相はエリトリアのアスマラを訪問し,両国の大使館の再開につき合意した旨発表。また,9日,両首脳は「平和及び友好関係に関する共同宣言(Joint Declaration of Peace and Friendship)」に署名。同宣言の主な内容は,(ア)戦争状態の終焉,(イ)政治・経済・社会・文化及び安全保障における緊密な協力関係の構築,(ウ)両国間の運輸,貿易,通信及び外交関係の再開,(エ)国境に係る決定の履行及び(オ)地域の平和,発展及び協力を確保するための協働。

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