エチオピア連邦民主共和国
河野外務大臣とマルコス・エチオピア外務国務大臣との会談
令和元年5月5日
本5日午前8時50分(現地時間;日本時間同日午後2時50分)から約40分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のエチオピアにおいて,マルコス・テケレ・リケ外務国務大臣(H.E. Dr. Amb. Markos Tekle Rike, State Minister of Foreign Affairs of the Federal Democratic Republic of Ethiopia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,マルコス外務国務大臣から,河野大臣のエチオピア訪問を歓迎するとともに,これまでの日本の対エチオピア支援に謝意が表明され,アビィ首相の国内改革及び周辺諸国の平和と安定に向けた努力について説明がありました。これに対し,河野大臣から,南スーダン新暫定政権樹立の準備期間の6か月延長がIGAD議長国であるエチオピアの貢献により,3日,コンセンサス合意されたことを含め,アフリカの角地域の平和と安定にエチオピアが尽力していることに敬意を表しました。
2 また,河野大臣から,本年8月に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において,アフリカの平和と安定は最大の課題の一つと認識しており,エチオピアを含むアフリカの角地域の平和と安定のため,引き続き支援していく旨述べました。
3 両大臣は,投資協定の早期妥結を含む投資環境整備やビジネスの推進も含め,両国間の関係を一層強化することやTICAD7の成功に向けて協力することを確認しました。