トンガ王国
シカ・トンガ副首相兼社会基盤・観光大臣による安倍総理大臣表敬
平成30年5月19日
シカ・トンガ王国副首相兼社会基盤・観光大臣と
握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
握手を交わす安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
シカ・トンガ王国副首相兼社会基盤・観光大臣による
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
本19日,午後4時50分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第8回太平洋・島サミット(PALM8)出席のため福島県いわき市滞在中のセミシ・キオア・ラフ・シカ・トンガ王国副首相兼社会基盤・観光大臣(Hon. Semisi Kioa Lafu SIKA, Deputy Prime Minister and Minister for Infrastructure and Tourism of the Kingdom of Tonga)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,訪日を歓迎するとともに,本年2月にトンガを襲ったサイクロン・ジータの被害に改めてお見舞いを述べました。また,先ほどのPALM8では海洋の安全保障や海上保安能力の向上,気候変動,防災等の地域が抱える課題について充実した議論ができた旨述べました。また,16日に署名式を実施した防災無線の整備等に関する無償資金協力(約28億円)等を通じて,トンガの持続可能な発展を引き続き支援していく旨表明しました。
2 これに対し,シカ副首相から,今般署名した無償資金協力も含め,これまでの様々な日本の支援に感謝する,サイクロン・ジータの被害からの復旧に日本の支援が大きく役立った旨述べました。
3 安倍総理大臣から,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下,トンガと連携・協力していきたい旨述べ,双方は議論を継続していくことで一致しました。
4 安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた協力を要請しました。さらに,両首脳は,スポーツ,気候変動等の国際社会における課題及び協力や北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を行いました。