大韓民国
日韓首脳電話会談
平成29年9月15日
本15日,午後5時40分から約30分間,安倍総理は,文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおり。
1 冒頭安倍総理から,北朝鮮は今朝,またも日本上空を通過する形で弾道ミサイルを発射した,日本国民は強い憤りを覚えている,日韓米が国際社会をリードして,新たな安保理決議を採択した直後のこうした行動は,日韓米や国際社会に対するあからさまな挑戦に他ならない,こうした行為が繰り返されることは看過できない,結束して対応したい,今回の発射を受け,更なる圧力が必要,先月(PDF)
及び今週に採択された安保理決議の完全な履行は大前提である旨発言しました。
2 これに対し,文在寅(ムン・ジェイン)大統領から,日本上空を通過したミサイル発射への日本国民の懸念・憤りに共感する,安保理決議の徹底した履行が必要,中国・ロシアへの働きかけ強化が必要である旨述べました。
3 両首脳は,国連総会の機会を含め引き続き緊密な意思疎通を図ること,北朝鮮に対する圧力を強化するべく,安全保障面や安保理での対応を含め,日韓・日韓米で緊密に連携していくことを確認しました。