中華人民共和国

日中外相会談

平成29年2月17日

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  • 日中外相会談

 2月17日10時50分頃(日本時間18時50分頃)から約40分強,G20外相会合出席のためドイツ・ボンを訪問中の岸田外務大臣は,王毅(おう・き)中国外交部長との間で日中外相会談を行ったところ,概要以下のとおり。

1 日中関係

(1)冒頭,王毅部長から,以下のとおり述べた。
 今年は日中国交正常化45周年,来年は日中平和友好条約締結40周年であり,双方は,この契機に両国の先人の初心を忘れることなく,両国関係の発展における良い面と悪い面の経験と教訓を真剣に総括し,両国関係の政治的基礎をしっかりと擁護し,日中関係を正しい方向に発展させていくべきである。

(2)これに対し,岸田大臣から,以下のとおり述べた。
 昨年のG20及びAPECの際に,安倍総理と習近平主席は,日中間の懸案を適切に処理しつつ,肯定的な側面を拡充・強化し,日中関係改善に向けて共に努力していくことを確認している。日中国交正常化45周年である本年に,「戦略的互恵関係」の下,日中関係の改善を進めていきたい。

(3)両外相は,本年における日中関係の取り進め方について,諸懸案についての考えも含め,率直な意見交換を行った。その中で,岸田大臣から,東シナ海について提起し,東シナ海をめぐる状況は改善しておらず,中国側の対応を求める旨等述べた。

(4)また,王毅部長から,台湾に関する中国の立場についての発言があり,これを受け,岸田大臣から,台湾に関する日本の基本的立場は1972年の日中共同声明のとおりであり,一貫してきている旨等を含めて,基本的な考えを述べた。

(5)両外相は,日中国交正常化45周年である本年,日中関係の重要性を再認識し,「戦略的互恵関係」の考えの下,関係改善に向けて引き続き共に努力することで一致した。

2 北朝鮮

 岸田大臣から,王部長に対し,中国の責任ある常任理事国としての建設的な対応を求めるとともに,安保理決議の遵守の重要性について一致し,引き続き連携していくことを確認した。
 また,拉致問題について,中国側の理解と支持を期待する旨改めて伝えた。


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