バングラデシュ人民共和国

日・バングラデシュ首脳会談

令和元年5月29日

英語版 (English)

  • ハシナ・バングラデシュ首脳を迎える安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
  • 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょう
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日・バングラデシュ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

 本29日午後6時00分から約50分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のシェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相(H.E. Sheikh Hasina, Prime Minister of the People’s Republic of Bangladesh)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです(日本側は麻生太郎副総理兼財務大臣,河野太郎外務大臣他,バングラデシュ側はカマル財務大臣他が同席)。その後,両首脳は共同記者発表を行い,続いてハシナ首相を招いての晩餐会が催されました。また,日・バングラデシュ間の包括的パートナーシップ(ファクトシート:仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)Open a New Window)が発出されました。

1 冒頭

(1)安倍総理大臣からハシナ首相再任へのお祝いを伝え,ハシナ首相の訪日を歓迎するとともに,ハシナ首相のリーダーシップの下,ミャンマーからの多くの避難民を寛大に受け入れ,保護していることを高く評価している旨述べました。
(2)これに対し,ハシナ首相から,長年の友人である日本を再び訪問し,安倍総理大臣と再会でき大変嬉しい,令和の時代の始まりをお祝い申し上げるとともに,これまで日本が行ってきたバングラデシュの発展への貢献に対し,深甚なる謝意を表明したい旨発言がありました。

2 二国間関係

(1)安倍総理大臣から,ハシナ首相の下,バングラデシュは高成長を実現しており,その発展はバングラデシュ国民の繁栄のみならずインド太平洋地域全体の安定に寄与するものである旨述べつつ,「日・バングラデシュ包括的パートナーシップ」を更に推進させていきたいと発言しました。また,「自由で開かれたインド太平洋」について,その実現に向けて協力したい,海洋安全保障の分野では,自衛隊の艦船・航空機による寄港の継続や親善交流及び沿岸警備当局間の交流を活性化させたい,経済面では,SDGsの達成及びバングラデシュの「2021年までの中所得化」に向けた支援を継続していくとともに「ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)」構想の下で質の高いインフラにより連結性を高めていく,日本企業の進出による貿易や投資の一層の促進を期待する旨述べました。さらに,在留邦人や日本企業の安全確保への協力継続を要請しました。
(2)ハシナ首相は,南部チッタゴン地域の開発に対する日本の関与を歓迎するとともに,日バングラデシュ官民合同経済対話での議論等を通じた,日本企業の更なる進出への期待を述べました。また,今回の訪日中にマタバリ港の開発やダッカ都市交通(MRT1号線)の整備等を支援するための円借款の供与に関する書簡の署名・交換が行われたことへの感謝と在留邦人や日本企業の安全対策を継続する旨述べました。
(3)両首脳は,日本の新たな在留資格「特定技能」の活用や2022年の日バングラデシュ国交樹立50周年等の節目となる年に向けて様々な分野での人的交流を拡大していくことで一致しました。

3 国連

ハシナ首相から,日本の国連安保理常任理事国入り及び2022年の安保理非常任理事国選挙への立候補に対する支持表明があり,安倍総理大臣から,謝意を述べました。

4 地域情勢

(1)安倍総理大臣から,ミャンマーからの避難民問題が長期化していることについての懸念に加え,安全,自発的で尊厳のある避難民帰還の早期実現にむけたミャンマー側での環境整備の重要性に触れた上で,日本として,ホストコミュニティへの負担軽減のためのバングラデシュの取組を引き続き支援していく旨伝えました。ハシナ首相は,避難民の帰還環境整備のためにミャンマー政府がとるべき対策の必要性を強調しました。
(2)両首脳は,北朝鮮の非核化に向けた安保理決議の完全な履行で一致し,拉致問題の早期解決に向けて協力していくことを確認しました。


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