報道発表

柘植外務副大臣の「バンサモロ包括和平合意締結10周年記念シンポジウム」出席

令和6年8月7日
シンポジウムで挨拶する柘植外務副大臣
シンポジウム参加者と写真撮影する柘植外務副大臣
 8月7日、柘植芳文外務副大臣は、東京都内において、国際協力機構(JICA)が主催した「バンサモロ包括和平合意締結10周年記念シンポジウム」に出席したところ、概要は以下のとおりです。
  1. 柘植副大臣は、田中明彦JICA理事長の開会挨拶に続いて祝辞を述べ、その中で、今年3月にバンサモロ包括和平合意の署名から10年という記念すべき節目を迎えたことに心からの祝意を示しつつ、これまで和平に関わってきたフィリピン側及びJICA関係者に対する敬意を表しました。
  2. また、柘植副大臣は、ミンダナオ地域の安定がフィリピンのみならずインド太平洋の平和と繁栄に不可欠であるとの認識の下、20年以上にわたってミンダナオ和平プロセスを支援してきた日本の様々な取組に触れつつ、円滑なバンサモロ自治政府の樹立を支援すべく、引き続き協力していく旨述べました。
  3. その上で、柘植副大臣は、外交における人と人とのつながりの重要性に触れながら、これまでミンダナオ和平プロセスにおいて培われた日本とフィリピンの信頼関係も、多くの方々の長年の尽力と、人と人とのつながりに支えられてきたものであり、幅広い分野における協力が、飛躍的に進展する日・フィリピン両国の友好関係の一層の発展に資することを確信している旨述べ、シンポジウムの成功を祈念しました。

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