ミャンマー連邦共和国

平成27年4月14日
アウン・ミン大統領府付大臣と握手をする安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
ミャンマー大統領からの親書を受け取る安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)   
アウン・ミン大統領府付大臣の表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本14日午後2時30分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,少数民族との和平交渉を担当しているアウン・ミン・ミャンマー大統領府付大臣(H.E. Mr. Aung Min, Minister for President Office 4)の表敬を受けたところ,その概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,初の訪日を歓迎するとともに,少数民族との停戦文書草案に関する合意を歓迎し,アウン・ミン大臣他関係者の尽力に敬意を表しました。さらに,我が国は,笹川政府代表が先頭に立って,和平交渉を支援しており,早期の停戦合意を期待する旨述べました。

2 これに対し,アウン・ミン大臣からは,テイン・セイン大統領から安倍総理大臣への親書が手渡され,現政権は和平交渉を必ず成功させる決意であり,停戦文書に近く署名し政治対話へと進んでいきたいとの説明がありました。また,同大臣からは,日本による和平への支援に謝意を述べた上で,日本の継続的支援への期待が示されました。

3 双方は,ミャンマーの和平プロセス進展に向けて引き続き連携していくことで一致したほか,昨年日本が表明した5年間で100億円の支援を少数民族地域の民生向上に引き続き活用していくことを確認しました。

4 アウン・ミン大臣から,テイン・セイン大統領は和平と共に民主化の推進を重視している旨の説明があり,安倍総理大臣からは,ミャンマーの民主化の更なる進展,特に,本年末の総選挙が自由かつ公正に実施されることを期待する旨述べました。


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