報道発表

「戦略的な開発協力の実施体制に関する有識者会議」第1回会合の開催(結果)

令和8年3月16日
会合で発言をする茂木外務大臣
有識者会議第1回会合の様子

 3月16日、外務省において、茂木敏充外務大臣の出席の下、「戦略的な開発協力の実施体制に関する有識者会議」第1回会合が開催されました。

  1. 本有識者会議は、開発協力を取り巻く国際環境の変化やJICA(国際協力機構)の業務の拡がりを踏まえ、開発協力の実施体制を強化すべく立ち上げたものです。
  2. 今次会合の冒頭、茂木大臣から、世界は今、パワーバランスの変化や紛争・対立の激化を受け、大きな構造的変化の中にあるといった点を指摘しつつ、ODAの外交上の戦略的意義は一層高まっている旨述べました。また、開発協力を取り巻く環境も大きく変化し、ODAをより戦略的かつ効果的に活用し、経済安全保障等の重要課題にも対応していくための実施体制の強化が重要であり、JICAには、外交政策と連動しながら、「日本らしい顔の見える開発協力」をより機動的に展開する実施体制が求められていることを指摘しました。その上で、本有識者会合に対し、活発な議論と有意義な提案をよろしくお願いしたいと述べました。
  3. また、座長の縣公一郎早稲田大学教授から、日本の外交政策の中核であるODA、またその中心的実施機関であるJICAが果たす役割は増加し、本会議の任務の深さを認識している旨述べ、茂木大臣の指導の下、委員間でよく審議していきたい旨発言がありました。続いて、委員間で、ODAを取り巻く課題認識、実施体制の強化に必要な視点等について活発かつ幅広い議論が行われました。
  4. 次回以降の会合では、個別の論点について議論を行い、本年夏頃を目処に提言を茂木大臣に対して提出すべく、議論を重ねていくこととなりました。

(参考)戦略的な開発協力の実施体制に関する有識者会議委員(座長以外、五十音順)

  • 縣 公一郎(座長) 早稲田大学教授
  • 芦立 秀朗   京都産業大学教授
  • 稲場 雅紀   アフリカ日本協議会共同代表
  • 入山 章栄   早稲田大学教授
  • 梅本 和義   国際交流基金顧問
  • 小笠原 由佳  株式会社藤村総合研究所取締役
  • 川崎 茂治   日本経済団体連合会国際協力本部主幹
  • 木村 知之   元アジア開発銀行戦略政策パートナーシップ局長
  • 白石 隆    政策研究大学院大学名誉教授
  • 松田 千恵子  東京都立大学大学院教授

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