報道発表

鯰博行外務審議官とアリソン・フッカー米国国務次官の意見交換

令和7年10月13日

 10月13日、東京において、鯰博行外務審議官は、来日中のアリソン・フッカー米国国務次官(政治担当)と意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 鯰外務審議官とアリソン・フッカー米国国務次官(政治担当)は、地域における優先課題を議論するとともに、日米のアプローチをすり合わせるため、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)に関する日米協議を実施しました。両者は、日米間で行われている協力が、インド太平洋地域における法の支配に基づく平和と安定を確保することを強調しました。この協力は、日本及び米国の人々にとって、安全で繁栄し、安心できる未来にとって不可欠です。
  2. 鯰外務審議官とフッカー国務次官は、中国及び北朝鮮による地域の安定を損なう行動への対応、海洋安全保障及び法執行分野での協力強化、並びに自由で公正な国際経済秩序の促進を含む地域の優先課題に関する連携を強化することにコミットしました。両者はまた、重要鉱物のサプライチェーン、エネルギー及び先端技術を含む、幅広い分野で協力を深化させていくことについても意見交換を行いました。
  3. 鯰外務審議官とフッカー国務次官は、同志国との協力を一層推進していくことで一致しました。両者は、自由で開かれたインド太平洋の確保に向けた取組を進めるため、定期的に意見交換を行うことにコミットしました。

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