報道発表

岩屋外務大臣と世界銀行グループ代表団との会談

令和7年8月20日
握手する岩屋外務大臣とマクタール・ディオップ国際金融公社長官、及び俣野多数国間投資保証機関長官ら世界銀行グループ代表団
会談する岩屋外務大臣と世銀グループ幹部一行

 8月20日、午後0時55分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)のため訪日中のマクタール・ディオップ国際金融公社(IFC)長官(Mr. Makhtar DIOP, Managing Director, International Finance Corporation)及び俣野弘多数国間投資保証機関(MIGA)長官(Mr. MATANO Hiroshi, CEO, Multilateral Investment Guarantee Agency)ら世界銀行グループ代表団と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、世界銀行グループのTICAD 9の共催者としての貢献への謝意を述べ、日本は第2位の出資国として世界銀行グループの活動を支える旨表明しました。これに対し、ディオップIFC長官から、これまでの日本の支援に対する謝意が示されるとともに、日本と世界銀行グループの連携を一層強化していくことへの期待が表明されました。
  2. 岩屋大臣は、IFCやMIGAが国際協力機構(JICA)や国際協力銀行(JBIC)とより一層連携し、日本企業の技術や知見を活用した開発効果が高い案件が増えることへの期待を表明するとともに、民間資金動員の更なる促進に向け、引き続き協力していきたい旨述べました。
  3. 岩屋大臣から、邦人職員の増強に向けた取組の継続を要請するとともに、両者は更なる協力に向けて、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

(参考)世界銀行グループ

 途上国の貧困削減と持続的な経済成長の実現を使命として金融支援及び技術支援を提供している。国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)、国際金融公社(IFC)、多数国間投資保証機関(MIGA)及び投資紛争解決国際センター(ICSID)の5機関で構成されている。本部はワシントンD.C.、総裁はアジェイ・バンガ世界銀行総裁。


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