報道発表

ガザにおいて傷病を患った者の日本での治療

令和7年3月26日
  1. 3月26日、ガザ地区の戦闘において傷病を患った後にエジプトで入院していたパレスチナ人1名について、日本に移送し、防衛省の自衛隊中央病院において、当該傷病に係る治療を開始しました。また、近日中に、2人目のパレスチナ人についても、日本に移送し、同様に治療を開始する予定です。本件は、ガザの深刻な人道状況や、それを受けた世界保健機関(WHO)の要請も踏まえた医療支援の一環として、エジプト政府の協力を得て実施したものです。なお、本件については、治療後は現地に戻ることが大前提であり、日本での定住を目的とするものではありません。
  2. 我が国は、引き続き、関係国・国際機関と緊密に意思疎通を行いつつ、ガザの人道状況の改善、復興及び統治に関する国際的な努力に積極的に関与するとともに、二国家解決及び長期的な地域の平和と安定の確立に向けた外交努力を重ねていきます。

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