報道発表

第3回北朝鮮サイバー脅威に関する日米韓外交当局間作業部会の開催

令和6年9月6日

 9月6日、午後1時から約3時間、韓国のソウルにおいて、第3回北朝鮮サイバー脅威に関する日米韓外交当局間作業部会が実施されたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 今回の作業部会においては、熊谷直樹外務省サイバー政策担当大使兼総合外交政策局審議官、セス・ベイリー米国国務省北朝鮮担当次席特別代表、李埈一(イ・ジュンイル)韓国外交部朝鮮半島政策局長が共同議長を務めました。
  2. 今回の作業部会において、三か国は、北朝鮮の不法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画の資金源となる、北朝鮮の不正なサイバー活動に対する懸念を改めて表明しました。その上で、北朝鮮による暗号資産窃取や北朝鮮IT労働者を含む北朝鮮のサイバー脅威に対する各国の取組や今後の日米韓協力等について意見交換を行いました。
  3. 今回の議論は、日米韓で北朝鮮のサイバー活動に関する協力を進める政府全体の取組の一環として、外交的な取組に焦点を当てて行われたものです。
  4. 三か国は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、サイバー分野における対応を含め、引き続き緊密に連携することを再確認しました。

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