報道発表
第3回日米豪印上級サイバーグループ対面会合の開催(結果)
令和5年12月6日
12月5日及び6日、東京において、第3回日米豪印上級サイバーグループ対面会合が行われたところ、概要以下のとおりです。
- 同会合には、日本側から市川恵一国家安全保障局次長兼内閣官房副長官補、豪州からハミッシュ・ハンスフォード内務次官補(サイバー・インフラセキュリティ担当)、インドからMUナイール国家サイバーセキュリティ調整官(中将)、米国からアン・ニューバーガー国家安全保障担当大統領次席補佐官(サイバー・新興技術担当)が参加しました。
- 四者は共に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けたコミットメントを再確認した上で、これまで日米豪印がサイバー分野で確認した諸原則に対する支持を表明するとともに、日米豪印各国によるインド太平洋のインフラの安全性を高めるためのプロジェクトを含む具体的な取組の進捗を歓迎しました。
- 四者は、次回の日米豪印首脳会合も念頭に、こうした取組を一層進めていくことを確認しました。その上で、それぞれの政府ネットワークや重要インフラをサイバー攻撃から守る能力を向上させていく重要性を共有するとともに、地域のサイバーセキュリティ向上に資する能力構築支援を強化するべく、インド太平洋地域の国々と更に協働していくことで一致しました。