報道発表

岩屋外務大臣とムスタファ・パレスチナ首相兼外務・移民庁長官との電話会談

令和6年10月24日

 10月24日、午後3時20分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、ムハンマド・ムスタファ・パレスチナ首相兼外務・移民庁長官(H.E. Dr. Mohammad Mustafa, Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of Palestine)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から外務大臣就任の挨拶を述べたのに対し、ムスタファ首相兼外相から祝意が伝えられました。
  2. 岩屋大臣から、中東情勢が緊張する中でのガザにおける停戦の重要性を強調するとともに、日本の外交努力及び人道支援における貢献につき説明した上で、今後の早期復旧・復興段階においても役割を果たす決意を述べました。加えて、岩屋大臣から、パレスチナ自治政府(PA)改革の着実な実施の重要性を強調し、かかる改革努力への支持を表明しました。
  3. また、岩屋大臣から、二国家解決を一貫して支持する立場を強調した上で、日本としても、中東和平プロセスの前進に貢献していく旨述べました。
  4. これに対し、ムスタファ首相兼外相は、ガザ情勢及び西岸情勢、並びに、パレスチナ自治政府(PA)改革の取組に関する説明をするともに、中東和平に対する日本の強いコミットメントを高く評価すると述べました。岩屋大臣からも、西岸情勢に関する深刻な懸念を述べた上で、日本の立場を説明しました。
  5. 両者は、中東情勢や中東和平問題について、引き続き協力していくことで一致しました。

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