報道発表

ラジューブ・パレスチナ・オリンピック委員会委員長による上川外務大臣表敬

令和6年9月3日
ラジューブ・パレスチナ・オリンピック委員会委員長と握手をする上川外務大臣
上川外務大臣とラジューブ・パレスチナ・オリンピック委員会委員長との懇談の様子

 9月3日、午後1時10分から約20分間、上川陽子外務大臣は、ジブリール・ラジューブ・パレスチナ・オリンピック委員会委員長(LTG. Jibril Mahmoud Muhammad RAJOUB, President of the Palestine Olympic Committee)(兼パレスチナ・サッカー協会会長、ファタハ中央委員会事務局長)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ラジューブ委員長の訪日を歓迎する旨述べた上で、2024年パリ・オリンピック・パラリンピック競技大会における、ガザ出身者を含むパレスチナ選手団の参加に触れ、スポーツを通じた国際交流の重要性を強調しました。
  2. 上川大臣から、現下の中東情勢を踏まえ、ガザ地区における人道状況について強い危機感を持っていると述べた上で、停戦に向けて、パレスチナ側とも緊密に連携していきたい旨を述べ、ガザにおける人道支援について説明しました。
  3. ラジューブ委員長からは、日本によるパレスチナ支援に対する謝意が表明されるとともに、現下の中東情勢や二国家解決の重要性についての説明がありました。
  4. さらに、上川大臣から、二国家解決を支持する日本の一貫した立場を改めて伝達した上で、そのためパレスチナ自治政府(PA)改革を進めることが重要であり、日本としても積極的に貢献していく考えである旨述べました。

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