報道発表
第15回犯罪防止刑事司法会議(コングレス)ニューヨークでのサイドイベントにおける上川外務大臣ビデオ・メッセージの発出
令和5年11月8日
11月8日(現地時間7日)、上川陽子外務大臣は、ニューヨーク国連本部にて開催された「第15回犯罪防止刑事司法会議(コングレス)のための実質的準備開始に関するサイドイベント(Side event on the substantive preparations for the 15th UN Congress on Crime Prevention and Criminal Justice)」において、ビデオ・メッセージを発信しました。
- 冒頭、上川大臣は、ガーダ・ワーリー国連薬物・犯罪事務所事務局長(Ms. Ghada Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC))に対して、2021年に開催された京都コングレスの成果を踏まえつつ、2026年にアラブ首長国連邦で開催予定となっている第15回コングレスの実質的な準備に焦点を当てる、今回のサイドイベント開催へのイニシアティブへの謝意を述べました。
- さらに、上川大臣は、第14回コングレスにおいて採択された「京都宣言」の具現化に向けての取組みとして、「京都宣言の実施に関するテーマ別討論」、「法遵守の文化のためのグローバル・ユース・フォーラムの定期開催」、「再犯防止国連準則策定の主導」に関する我が国の活動について説明し、その成果の積み上げによって、犯罪防止、刑事司法及び法の支配をさらに前進させることの重要性を強調しました。
- 最後に、第15回コングレスのホスト国が、アラブ首長国連邦に決定したことを歓迎し、日本は、第15回コングレスの成功に向けて、緊密に連携していくことを表明しました。