報道発表

日露外相電話会談

令和2年10月16日

 10月16日午後6時45分から約1時間、茂木敏充外務大臣は、ラヴロフ、セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(H.E. Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 両大臣は、先般行われた日露首脳電話会談を踏まえつつ、平和条約交渉、航空機墓参を含む四島交流等事業、北方四島における共同経済活動、経済、人的交流、安全保障等様々な分野での日露間の協議や協力について前進を図るべく、引き続き外相レベルでも率直に議論を重ねていくことで一致しました。

2 両大臣は、国際情勢についても議論を行い、今後も緊密に意思疎通していくことで一致しました。茂木大臣からは、ナゴルノ・カラバフ情勢に関し、ラヴロフ大臣の仲介により停戦合意がなされたことを紛争の平和的解決に向けた重要な一歩として歓迎する、状況は予断を許さないが、全ての関係者が停戦合意をしっかり履行していくことが重要である旨述べました。


報道発表へ戻る