ロシア連邦
ミュンヘン安全保障会議の際の日露外相会談
令和2年2月15日


2月15日,ドイツ・ミュンヘンにおいて,茂木大臣とラヴロフ外相は4度目の日露外相会談を約1時間実施したところ,会談の概要は以下のとおりです。
1 平和条約締結問題
昨年末の外相会談を踏まえ,交渉を前進させるための方策につき,茂木大臣の考えをより具体的に伝えました。
2 北方四島における共同経済活動
1月に行われた包括的局長級作業部会での議論や本年実施するプロジェクトを念頭に,今後の協議の進め方について議論しました。
3 元島民の方々のための人道的措置
元島民の方々が北方四島への訪問に関して要望されている措置について,2月7日の「北方領土の日」に安倍総理が元島民の方々からお聞きした要望も含めて伝達し,前向きな検討を依頼しました。
4 政治日程等
今回の会談での議論を踏まえて,速やかに次官級協議を開催し,フォローアップさせることで一致しました。また,茂木大臣からラヴロフ外相の早期の訪日を招待し,日程調整することとなりました。