報道発表

日・ベトナム外相電話会談

令和2年6月1日

 6月1日,午後4時頃から約25分間,茂木敏充外務大臣は,ファム・ビン・ミン・ベトナム社会主義共和国副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Pham Binh Minh,Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Socialist Republic of Viet Nam)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,茂木大臣は,ベトナムの新型コロナウイルス感染症に対する取組を評価するとともに,ベトナムからのマスクの支援に謝意を述べました。これに対し,ミン外相からも日本の取組を高く評価する旨の発言がありました。

2 両外相は,今後の感染拡大防止とともに,経済回復が両国にとって重要な課題であり,そのために日越で協力していくことを確認しました。また,新型コロナウイルス感染症対策を取りつつ,必要な人材の往来を再開する可能性について,日越間で協議を進めていくことで一致しました。

3 加えて,茂木大臣から,新型コロナウイルス感染症に関するベトナムに対する協力(技術支援・医療機材の供与等)や技能実習生や留学生を始めとする在日外国人への支援等について説明しました。これに対し,ミン外相からは,日本からの支援に対する深い謝意が表明されました。両外相は,将来の感染症の拡大を防ぐ観点から,国際協力の重要性について認識を共有しました。

4 また,両外相は,日ASEAN日メコンの枠組みにおいて緊密に連携していくことで一致しました。


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