報道発表

セントルシアの水産業発展のための支援
(無償資金協力「経済社会開発計画」)

平成31年3月14日

  1. 1 3月13日(現地時間同日),セントルシアの首都カストリーズにおいて,我が方矢ヶ部義則在セントルシア大使館参事官(トリニダード・トバゴにて兼轄)と,先方アレン・シャスネ首相兼財務・経済成長・雇用創出・外務大臣(The Honourable Allen Chastanet, Prime Minister and Minister for Finance, Economic Growth, Job Creation and External Affairs)との間で,2億円を供与額とするセントルシアの水産業発展のための無償資金協力(経済社会開発計画)に関する書簡の交換が行われました。

    2 セントルシアは小島嶼開発途上国(SIDS)で,経済は観光業に依存(GDP比約50%)しており,小島嶼国であるが故の自然災害や大国経済などの外的要因に影響されやすい脆弱性への対応が大きな課題となっています。現在セントルシア政府は「中期開発戦略」を策定し,観光業に依存する同国経済の脆弱性を克服すべく,水産業の振興を含む経済の多角化に取り組んでいます。

    3 この協力は,我が国で製造された水産関連機材(延縄漁船,漁礁,上架設備等)を供与することにより,同国水産業の持続的な発展を図り,もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与するものです。この協力により,同国水産業従事者約5,700人(労働人口の約7.2%)が裨益し,同国水産業の振興が後押しされることが期待されます。

    4 また,我が国は,2014年に安倍晋三内閣総理大臣が日・カリコム首脳会合で表明した「日本の対カリコム政策(PDF)別ウィンドウで開く」の第一の柱として「小島嶼国特有の脆弱性克服を含む持続的な発展に向けた協力」を着実に実施しています。その一環であるこの協力により,経済社会開発を支援することのみならず,供与される日本製の機材・製品等に対する認知度の向上を図り,継続的な需要を創出し,日本企業の海外展開に貢献することも期待されます。

    [参考]セントルシア基礎データ
       セントルシアは,面積約620平方キロメートル(淡路島とほぼ同じ)。人口約17.9万人(2017年,世界銀行)。1人当たり国民総所得(GNI)は8,780米ドル(2017年,世界銀行)。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る