報道発表
山田外務大臣政務官とカナバディ・モーリシャス外務・地域統合・国際貿易省次官との会談
平成30年10月6日


本6日午前11時頃から約20分間,山田賢司外務大臣政務官は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のウシャ・チャンドニー・ドゥワルカ=カナバディ(Mrs. Usha Chandnee Dwarka-Canabady)モーリシャス共和国外務・地域統合・国際貿易省次官との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,山田政務官から,カナバディ次官のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,モーリシャス独立50周年への祝意を示すとともに,日本は,2017年1月に大使館を開館するなど,インド洋の要衝に位置するモーリシャスとの関係を重視している旨述べました。
2 続けて,山田政務官から,日本は自身の経験と知見を踏まえ,環境・気候変動対策や防災分野での協力を重視しており,来年には,気象観測および予警報能力向上のための協力が開始されることを伝達しました。
3 これに対し,カナバディ次官から,日本の対モーリシャス支援に謝意を表明するとともに,来年のTICAD7に向けた協力を約束しました。さらに,カナバディ次官から,経済関係強化や技術協力に関する日本への期待が表明されました。
4 更に,双方は,両国が広大な排他的経済水域を有する海洋国家である等共通点が多いことをふまえ,法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の重要性につき,認識を一致しました。