報道発表

「国連アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト」
第6回訓練開始

平成30年7月13日

1 7月30日から,国連フィールド支援局がケニアにおいて実施中の「国連アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト(The UN Project for African Rapid Deployment of Engineering Capabilities)」の一環として,ガーナ国軍,シエラレオネ国軍及びナイジェリア国軍の施設要員を対象とした重機の操作訓練(第6回目)が開始される予定であり,我が国は,陸上自衛官20名及び内閣府国際平和協力研究員1名を教官及び連絡調整要員として派遣します。

2 日本は,PKOの円滑化に欠かせない施設や輸送の分野で確かな信頼を得てきました。今後とも,PKOの早期展開を支援し,質の高い活動を実現するため,平成26年9月の国連PKOハイレベル会合において,安倍晋三内閣総理大臣から,施設部隊の装備品及び要員が迅速に任務を開始するための貢献策を表明(PDF)別ウィンドウで開くしました。

3 これを受け,我が国は,国連に対して重機の調達や訓練の実施に必要な資金約38億円を外務省から拠出するとともに,平成27年以降,試行訓練を含めた計6回の訓練に延べ104名の陸上自衛官等を講師として派遣しています。

[参考]第6回訓練の概要

  • 訓練期間7月30日から10月19日
  • 派遣先ナイロビ(ケニア国際平和支援訓練センター)
  • 教官要員等石井光洋2等陸佐以下21名
  • 事業内容ガーナ国軍,シエラレオネ国軍及びナイジェリア国軍の施設要員に対する施設活動に必要な重機の操作や整備の教育

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