報道発表
ファーレフ・サウジアラビア・エネルギー産業鉱物資源大臣による河野外務大臣表敬
平成30年5月7日


本7日,午後0時5分から約40分間,河野太郎外務大臣は,ハーリド・アル・ファーレフ・サウジアラビア王国・エネルギー産業鉱物資源大臣兼サウジアラムコ会長(H.E. Mr. Khalid Al-Falih, Minister of Energy, Industry and Mineral Resources of Saudi Arabia and Chairman of Saudi Aramco)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,旭日大綬章を受章したファーレフ大臣(PDF)に祝意を述べ,ファーレフ大臣が果たした日本への原油の安定供給,両国の経済関係の発展,東日本大震災発生時の支援をはじめとする対日貢献に対して謝意を述べました。また,河野大臣から,サウジアラムコが協賛した「アラビアの道展」
は有意義であり,大臣自身が視察して感銘を受けた旨述べたところ,ファーレフ大臣から,サウジアラビアには豊かな歴史があり,それを世界の人々に鑑賞してもらうことがサウジアラビアとしての方針である旨述べました。
2 また,ファーレフ大臣から,日本はサウジアラビアにとって重要なパートナーであり,昨年のサルマン国王訪日時に策定された「日・サウジ・ビジョン2030(英文)(PDF)」を両国の協力関係の基礎として,経済分野に留まらず,あらゆる分野で関係を強化していきたく,そのためにも河野大臣とともに尽力していきたい旨述べました。
3 両者は,エネルギー分野での協力可能性をはじめ二国間関係強化のための方策,国際石油情勢,サウジアラビアで進展する様々な事業についての最新の状況について意見交換を行いました。