報道発表
第16回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合の開催(結果)
平成30年2月23日
1 2月22日及び23日,第16回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合が,東京の三田共用会議所において開催されました。
2 この会合は,気候変動交渉について率直な議論を非公式な形で行うことを目的として,日本とブラジルが共同議長を務め,2002年より毎年東京において開催しているものです。本年は約30の国及び機関から気候変動に関する首席交渉官等が出席しました。日本は鈴木秀生地球規模課題審議官(大使),ブラジル側からはアントニオ・マルコンデス外務副次官(Ambassador, J. Antonio Marcondes, Vice-Minister for the Environment, Energy, Science and Technology,Ministry of Foreign Affairs)が共同議長を務めました。
3 今回の会合においては,2018年と定められたパリ協定に係る実施指針の策定期限を見据え,各国がそれぞれの関心や課題について表明し,理解を深める上で,有意義な機会となりました。
4 日本は,共同議長国として出席者の活発な議論を促すように努力したほか,2018年の実施指針の採択に向け積極的に交渉に貢献しました。また,日本の気候変動に関する国内外の取組について説明しました。
5 日本はパリ協定の下で国際社会が一致して気候変動問題に対処していくように引き続き取り組んでいきます。