報道発表
「UHCフォーラム2017」の開催
1 12月13日及び14日,東京プリンスホテルにおいて,外務省は,財務省,厚生労働省,世界銀行,世界保健機関(WHO),国連児童基金(UNICEF),UHC2030,国際協力機構(JICA)との共催により「UHCフォーラム2017」を開催します。
2 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進は,平成27年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の目標3のターゲットの一つであり,エボラ出血熱のような公衆衛生危機への備えにも資するものとして,世界的に注目が高まっています。日本は,平成28年5月のG7伊勢志摩サミットや同年8月の第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において国際保健を重要な柱と位置づけ(PDF),UHC推進に係るビジョンを示しました。
3 今回の会議は,こうしたビジョンを各国で実現すべく,国際的なUHC推進のモメンタム強化や,援助機関との連携体制の構築・強化,必要な財源確保,継続的なモニタリング等についての具体的な方策を議論する重要な機会となります。このフォーラムでは,各国のUHCの進捗を検証・促進するため,各国の政府高官や国際機関の代表,専門家を多数招いて議論を行います。日本としては,今回のフォーラムでの議論を通じて,各国のUHC実現に向けて引き続き積極的に貢献していきます。
4 なお,このフォーラムの関連行事として12月12日及び15日に関係団体が主催するサイドイベントが多数開催される予定です。
[参考1]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(PDF)
全ての人が生涯を通じて必要な時に基礎的な保健サービスを負担可能な費用で受けられること。
[参考2]主な出席予定者
国際機関(キム世界銀行総裁,テドロスWHO事務局長,レークUNICEF事務局長等),各国政府関係者(保健大臣、財務大臣等),学識経験者,市民団体,民間企業等。
[参考3]